採用の魅力発信は、自社サイトを土台にして、note・X・Instagram・YouTubeを併用する形が安全です。SNSやYouTubeは、検索行動をとらない層に届く強みがあります。一方で、他社のプラットフォームだけに載せていると、その配信が止まったときに発信基盤ごと失われます。魅力を伝えるでは、月1回の収録からサイト記事・note記事・SNS用原稿を同時に作成します。
採用の発信は、どの媒体を選べばいいのか?
ひとつに絞る必要はありません。使える媒体はできるだけ使ったほうがいい、というのが当社の考え方です。ただし、そのうち1つだけは性質が違います。自社サイトです。
媒体選びが軽く扱われがちなのは、「何を伝えるか」のほうが本質的に見えるからだと思います。ただ、同じ内容を書いても、置き場所によって誰に届くかは変わりますし、数年後にその文章が残っているかどうかも変わります。原本はこう話しています。
ノルツ株式会社 代表取締役 原本 昌悟「誰に対して何を伝えるかもちろん最重要なんですけど、どの媒体で伝えていくのかというのも実はすごく重要な選定の一つになっています」
なぜ自社サイトを土台にする必要があるのか?
他社のプラットフォームは、自社の都合では存続を決められないからです。SNSもYouTubeもnoteも、運営会社のサービスです。仕様が変わることもあれば、アカウントの扱いが変わることもあります。
ノルツ株式会社 代表取締役 原本 昌悟「他社の媒体っていうのを中心にしてしまうと……そのサービスが例えば何かで配信になったりした場合、その根底から崩れてしまうということになりかねないんですね」
ここで想定しているのは、実際に起きた事故ではなく、起こりうるリスクのほうです。InstagramとXだけで発信していた会社が、なんらかの理由でその2つを使えなくなったとき、過去に積み上げた投稿も、そこについたフォロワーも、自社の手元には残りません。採用の発信は数年かけて積み上げるものだと当社は考えているので、基盤が他社の判断で消える構造は避けたい。だから自社サイトへの同時掲載を強くお勧めしています。
ノルツ株式会社 代表取締役 原本 昌悟「自社のウェブサイトでも絶対に同時に配信していくっていうのをお勧めしています」
SNSを併用すると、誰に届くのか?
検索という行動をとらない人に届きます。これが、自社サイトだけでは埋まらない穴です。
採用サイトの記事は、検索したときに見つかります。逆に言えば、検索しない人には見つかりません。普段Googleで会社を調べる習慣はないけれど、Instagramは見ている。そういう人は珍しくないはずです。
ノルツ株式会社 代表取締役 原本 昌悟「普段検索しないけどインスタグラムは見ますとか、そういう方も全然いますのでね、そういう人にもリーチしていけるんじゃないかなというふうに思います」
転職を決めた人だけが採用の対象ではありません。いまの会社に大きな不満はないけれど、たまたま目に入った投稿がきっかけで会社名を調べる、という順序もあります。その入口を1つしか持たないのはもったいない、という話です。誰に向けて魅力を伝えるかの考え方は魅力は「誰に」伝えるべきかにまとめました。
自社サイトとSNSは、どう使い分ければいいのか?
自社サイトは「残す」ため、SNSは「出会う」ために使う、という使い分けです。届く相手と、止めたときに残るかどうかが違うので、優劣ではなく役割の違いとして整理すると、併用の形が決めやすくなります。
| 媒体 | 主に届く相手 | 止めたときに残るか | 役割 |
|---|---|---|---|
| 自社サイト | 検索から来る層/会社名で調べる層 | 残る | 土台。すべての内容をここに置く |
| note | 読み物を探している層 | 運営会社の方針に依存する | 読み物として届ける |
| X | 既存のつながり/拡散で届く層 | 運営会社の方針に依存する | 短文で接点を作る |
| 検索行動をとらない層 | 運営会社の方針に依存する | ビジュアルで認知を取る | |
| YouTube | 動画で情報を得る層 | 運営会社の方針に依存する | 話している様子そのものを見せる |
表の「残るか」の列だけが、自社サイトとそれ以外を分けています。他社媒体を否定しているのではなく、土台をどこに置くかという話です。
併用する媒体ぶんの原稿は、誰が用意するのか?
当社が収録1回から、サイト記事・note記事・6種のSNS投稿文をまとめて用意します。媒体を増やすと手間が比例して増えるのが、併用が続かない一番の理由だと考えているためです。
- サイト記事。自社サイトに置く本体。検索と生成AIからの入口になります。
- note記事。同じ事実・数字のまま、構成と文体を変えたリライト版。末尾からサイト記事へ誘導します。
- SNS投稿文。X・Instagram・Facebook・LINE公式・LinkedIn・Threadsの6種を、それぞれの文字数と作法に合わせて作成します。
各サービスへの投稿代行は現時点でサービス化していません。原稿をお渡しし、投稿はご自身で行っていただく形です。原稿の作られ方と、記事がそのまま検索の入口になる仕組みは「魅力を伝える」がSEO対策になる理由で扱っています。
YouTubeはどの位置に置けばいいのか?
収録した動画の置き場所として使い、サイト記事と相互にリンクする位置に置きます。当社が動画を勧めるのは、記事のもとになる収録をそのまま二次利用できるからです。原本はこう話しています。
ノルツ株式会社 代表取締役 原本 昌悟「YouTubeにその動画をアップして、公開された記事にYouTubeからリンクとかも貼ったりしながらやっていくと、SEOとかその集客効果として非常に強くなります」
これは当社の運用方針であり、動画を埋め込めば検索順位が上がるという意味ではありません。動画の埋め込み自体が検索順位の要因として公表されているわけではなく(2026年9月時点)、当社にもこの連携による順位・流入の実測データはありません。具体的な連携の手順は月1回の対話を「動画」にしてYouTubeへにまとめました。
自社サイトだけで十分ではないのか?
土台としては十分ですが、それだけだと検索しない層に届きません。逆に、SNSだけでも足りません。それぞれが埋めている穴が違います。
| 運用の形 | 起こりやすいこと |
|---|---|
| 自社サイトのみ | 検索しない層に届かない。認知の入口が1つに限られる |
| SNS・YouTubeのみ | 配信が止まったとき、過去の投稿もフォロワーも手元に残らない |
| 自社サイト+SNS・YouTube | 土台を保ちながら、検索しない層にも接点を持てる |
なお、この併用によって応募数がどう変わるかについては、当社に実測データがありません。接点が増えれば母数も増えるはずだ、という設計としてお読みください。発信そのものが会社の認知につながる面については応募されなくても発信には意味があるにまとめています。
自動化SEOで、実際に検索順位は取れているのか?
当社が示せるのは、同じ設計で運用した自社サイトとクライアントサイトで出た順位だけです。採用領域での実績ではない点も含めてご確認ください。
| サイト | 対象キーワード | 順位 | 運用期間 |
|---|---|---|---|
| kigyousien.com(自社) | 起業支援 伴走サポート | 1位 | 1ヶ月 |
| kigyousien.com(自社) | 起業支援 伴走 | 1〜3位 | 1ヶ月 |
| souryokomon.com(クライアント) | 僧侶顧問 | 1位 | 1ヶ月 |
| souryokomon.com(クライアント) | 仏教 組織開発 | 1〜3位 | 1ヶ月 |
いずれも上記の対象キーワードにおける2026年8月時点の順位です。検索回数の多いビッグワードを狙ったものではなく、確実に取れるロングテールのキーワードから積み上げた結果で、順位は変動します。検証の手順は自動化SEOで本当に上位表示できるのかにまとめました。
何から始めればよいか?
媒体を増やす前に、土台を決めるところからです。以下は、当社がご案内している着手の順序です。
- 「消えては困る文章」をどのドメインに置くか決める。コーポレートサイトの中でも、採用専用のサイトでも構いません。自社が管理しているURLであることだけが条件です。
- いま使っているSNSを棚卸しする。アカウントがあるだけで止まっているものも含めて書き出します。
- 月1回・60分の収録枠をカレンダーに入れる。書く時間ではなく、話す時間を確保します。
- サイト記事とnote・SNSを同じタイミングで出す。自社サイトに載せない回を作らないことが、この順序の目的です。
- 各SNSとYouTubeからサイト記事へリンクを張る。接点をどこで作っても、最後は自社サイトに戻る形にします。サイト記事側からも動画へ張り、相互リンクにします。
ここまでの順序を見て「結局、毎月続けられるのか」が気になった方もいると思います。その点は経営者の発信が続かない理由と会社の魅力は「更新し続ける」ほうが信頼される|採用発信を続ける意味で別に扱っています。
魅力採用「ミリョクル」について
ミリョクルは、経営者が月1回・60分話すだけで、その内容をAIが記事にして自社サイトに蓄積する魅力採用のサービスです。「魅力を作る・伝える・成長する」の3つの軸からなり、サイト記事に加えてnote記事・SNS用原稿も作成します(投稿代行は現時点で未サービス化)。料金は内容に応じて個別にお見積もりします。記事本数は収録内容により変動し、本数の保証はありません。
